顔コリほぐしを始める前に　摩擦して大丈夫？にお答えします

顔のマッサージはシワやシミの原因になるので
避けてください。
という言葉を皮膚科の先生などがテレビなどで
話されているのを聞くと
「は？ちょっと何言ってんのかわからない」と
サンドイッチマンの富澤さんばりにいいたくなります。

たしかに接触や圧迫により皮膚が
色素沈着することはあります。

私は授乳中正座してたので足の甲のくるぶし付近が
色素沈着してたことがあります。
今はすっかりないですが。って当たり前ですが。
また、眼鏡をかけている方は鼻の付け根が圧迫により
色が変わってみえたりしますね。

正座した時のくるぶしと鼻の付け根
どちらの皮膚も皮膚の身になって考えてあげると
ええ迷惑です。
ただ犠牲になってるとしか言いようがない。

鼻の付け根さんなんてご主人様が起きてる間中
眼鏡をのっけられて圧迫されてるわけですから。

そういう皮膚からしたら理不尽な圧迫と
マッサージによる接触。
まったく作用が違います。

マッサージの場合は皮膚さんにとって
「いらんもん流してくれるの？嬉しい！
これで筋肉動かしやすくなるわ～。
しかもタッチが気持ちいいわ～」となるのです。

つまり気持ちよさと心地よさ
その後の爽快さを得るためのマッサージで
色素沈着やシミができることはありえません。

オイルをたっぷり塗っていれば摩擦によるシワの
心配もありません。

怪力の人がざらざらの手で同じ位置のみを圧迫し続ける
わけではないのです。

２０代までならまだしも４０歳以降の方の
いったん固まってしまったコリは
ちょっとやそっとでほぐれません。
コリを残したまま優しく撫でるようにマッサージして
それで不調やたるみを改善することはかなりの時間を
要すると思います。

要は触れ方なのです。

オイルをたっぷり塗ってコリの一粒一粒を
丁寧に流していくように
肌に心地よさを与える気持ちでほぐせば
シミもシワも心配いらないのです。

せっかく身につけた顔コリほぐしの習慣を
医師の画一的な見解でやめてしまわれる方が
多いのは残念なことです。
今一度触れ方、触れる時の気持ちに意識を向けて
ゆっくり深くじんわり指を当てて流してあげてくださいね。