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偏頭痛完治までの道のり(6)完結編

かこの顔コリほぐし 顔コリ記事
頭痛

完結編、書きそびれておりました。
頻繁に起こっていた偏頭痛が
1年に1度も起こらなくなったという道のりは
12年と長かったので
その間のメンタルの変化を書くのは難しいといえば難しい。
でもポイントとなることを書きだしてみたいと思います。

1.自信がもてるものを徐々に見つけられたこと
2.気持ちがのらないものはやらないようにしたこと
3.別人になろうとしたことでしょうか。
とりあえずこの項目に沿って書いてみます。

1.自信がもてるものを徐々に見つけられたこと

私は特に秀でたものがなく、
特に何かにたいしてがんばった経験もなく
何かに対して悔しさをもつこともなく
日々平凡に暮らしているタイプでした。
結婚したら、もう履歴書かかなくていい!イェーイ。

赤ちゃんが大好きだから
ずっとあやしてるふりして遊んでいようっと!っていう、
書いてて恥ずかしくなるほどのなんも考えていない人でした。
そう、今でもそうですが先々が考えられない。
あんまり不安をもてないタイプなんでしょうね。
偏頭痛を発症した頃は息子が7歳
娘が4歳くらいの時でしょうか?
抱っこし続ける時を過ぎちょっと楽になったという頃ですね。
今思うと身体の歪みは若い頃からあって
その歪みというか捻じれから偏頭痛が起こったのだと思います。
と、同時に自分自身の顔のことが気になり
顔コリほぐしを始めた頃でした。

まさか今のようなスタイルで
お仕事ができるようになるとは夢にも思わず
ただ自分の顔に触れて変化をだすことが面白く
それに没頭していました。
夫は結婚する前に
「この子はいずれ何かをする子だから
そのことを決して邪魔をせず見守っていこう」と
思っててくれてたみたいで
私の没頭しすぎる行動に対しても
よく理解してくれていました。
本当に恵まれていると思います。
その没頭の成果が徐々に皆様の目に留まり
現在に至るわけです。

私はもともと働くということにピンとこなくて
勤務するということは大の苦手.
野心、野望、ビジネスチャンス、名誉、名声
という言葉にもまったく興味がありません。
好きの延長線上に仕事があり
そのスタイルは自由が利くもの自分スタイルでありながらも
お客様から嬉しいフィードバックをいただいている幸せ。
そんな日々が私に少しずつ自信を与えてくれました。

そして身体と心の繋がりに対するあくなき興味。
これは一人研究としてもとても楽しいのです。
人生を通じてみていきたいテーマに出会えたことも
指針になりました。
その指針がもてたことが自信になったというか
ゆとりになったというのか。

そんな自分を知っていくにつれ
2番の気持ちがのらないものは
やらないようにしたことに繋がっていきます。
苦手なものは苦手、気持ちがのらないものは
できないのでやらないようにする。
無理に克服しようとする時間などいらない。
好きなものに時間をつかいたい。
苦労したのね。がんばってきたのね なんて言葉は
私は欲しくないのだと思いました。
育成することをやめたのも
それがいかに困難なことかわかるから。
困難に立ち向かわない薄っぺらい人生だと思われても
けっこう毛だらけ灰だらけ。
私は私を大切にして生きたいのだし
皆さんにもご自身を一番大切にして過ごしてほしい。

子供に対しては愛情いっぱい注げますが
子供からしたら「ママ、いいから、好きなことしてて」でしょうね。
気持ちがのらないものはやらないようにしたことは
12年のうちで徐々に徐々にのことなので
一気に精算できたわけではありません。
それは徐々にの方がいいですよね。

3.別人になろうとしたこと

これはまず姿勢から。
腰を立てて肩を下げて座ること。
姿勢よくしていないとと思っていた私でしたが
最初の頃、猫背気味の方が多い中で
一人だけスクッと姿勢よく座ることに抵抗がありました。
自分だけ清々しい感じでいてもいいのか?とか。
変な妙な感情です。
でもそこは自分の身体のことを思ってそうしていようと思いました。

また私は首だけ前にでていることが多かったのですが
それは顎をひくことで二重あごがばれるのが嫌だった
というのもあります。1枚のポートレートとしては
ツンと顎をあげフェイスラインをキレイに出すことは良いですが
普段からずっとそうはおかしいです。
どんなに顎の肉が首にかかっても
顎は正しい位置にのせるようにしました。
正しい位置にのせてから余った肉をつまんだりもんだりして。
そうしたらとれていきました。

偏頭痛完治への道のり(5)の中の動画でもお話しましたが
自分の動き方を変えました。

動き方を変えるということは
まさに別人になるということです。
マイペースでのんきで脳天気な私でも
それはやはり真剣なところ、深刻な部分、
自分を責める傾向があったので
身体を固めてこわばらせていました。

そんな自分を表にださずひたすらふわりと
柔らかいイメージをつくろうと演じたのです。
それは本当に別人です。

病気や症状は薬が治すものではなく
その症状をつくったそれまでの自分を
変えることなのでは?と思います。

起こったことは仕方がないこととして
今日からなりたい別人になろうと思えばなれる。
過去のことはそれまでのことですもの。
演じてなりきることでそれまでの自分が起こしていた症状も
変えることができるのだと思いました。

ということで偏頭痛完治までの道のり(6)完結編でした。

最後までお付き合いくださり本当にありがとうございます。

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